人の行く裏に道あり花の山

サラリーマン投資家トシのサクセスストーリー

財務分析

完全子会社、連結子会社、持分法適用子会社などの会社の繋がり

完全子会社とは 連結子会社とは 持分法適用子会社とは 子会社を作るメリット ブランド力の向上 技術や販売網の活用 損益計算書への影響 子会社を作るデメリット 完全子会社とは 株式を100%保有し、議決権を100%有した状態を完全子会社といいます。 実質的に…

純資産の内訳

純資産の内訳 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 利益剰余金の重要性 純資産の内訳 純資産は、資産のうち返済義務のないものであり、株主のものです。 純資産は細かく分けると「株主資本」、「評価・換算差額等」、「新株予約権」、「少数株主…

キャッシュフロー計算書における減価償却費の扱い

キャッシュフロー計算書の減価償却費 キャッシュフロー計算書の減価償却費 減価償却費は営業キャッシュフロー計算書の中にプラスで計上されます。 なぜプラスなのか、その理由を説明します。 営業キャッシュフローは税引き前当期純利益を基準に計算を始めま…

キャッシュフロー計算書の基本的な読み方

キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書の基本的な読み方 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー 財務キャッシュフロー キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書は企業の安全性や収益性、将来性を読み解くことができる財務諸表です。 主…

株主資本利益率とは

株主資本利益率 株主資本利益率 株主資本利益率は利益と株主資本との関係を表す指標です。 株主資本利益率 = 純利益 ÷ 純資産 なぜ純利益を使うかというと、純資産は株主から集めたお金であり、株主に還元されるお金は純利益から賄われます。 つまり、株主か…

資産利益率とは

資産利益率 資産利益率 資産利益率は利益と資産との関係を表す指標で、ROAとも呼ばれます。 資産利益率 = 利益 ÷ 資産 利益には営業利益、経常利益、純利益のどれを使っても良いですが、純粋に企業の力を測る場合は経営の営業利益か経常利益を使うべきでしょ…

資産回転率とは

資産回転率 資産回転率の注意点 資産回転率 資産と売上高の関係を表す指標が資産回転率です。 資産回転率 = 売上高 ÷ 資産 計算式を見て分かる通り、売上高を上げるために資産をどれだけ使ったかという「資産の有効活用度合い」を表す指標です。 例えば、製…

自己資本比率とは

自己資本比率 自己資本比率の注意点 自己資本比率 自己資本比率は、資産を買うために使う資金の中で、純資産の割合がどの程度かを表す指標です。 自己資本比率 = 純資産 ÷ 資産 一般的には15%以上あれば安全と言われますが、例えば製造業は設備などの固定資…

貸借対照表の分析手順

貸借対照表の分析手順 貸借対照表の分析手順 ※この記事はまだ完全版ではないので、一部だけ公開し、追々更新していきます。 手元流動性の分析(短期的な安全性) 当座比率の分析(短期的な安全性) 流動比率の分析(短期的な安全性) 自己資本比率の分析(中長期的…

当座比率とは

当座比率 当座比率の注意点 当座比率 流動資産には「当座資産」というものがあります。 当座資産は「現金および預金」、「受取手形および売掛金」、「有価証券」から「貸倒引当金」を引いたものです。 本当にすぐに現金化できるものに絞ったものということに…

流動比率とは

流動比率 流動負債 流動資産 流動比率 流動比率は短期的な支払能力を表します。 流動資産は1年以内に現金化、流動負債は1年以内に支払いを行う換金性の高いものです。 1年以内に返さなければならない負債は1年以内に現金化できる流動資産で返済すべきという…

手元流動性とは

手元流動性 手元流動性 手元にあり、何にでもすぐに使える流動的な資金がどのくらいあるかを表す指標を「手元流動性」といいます。 何にでもすぐに使える流動的な資金というのは、非常に換金性の高いもののことです。 景気が悪化した時、すぐに使える資金が…

貸借対照表の基本的な読み方

貸借対照表とは 貸借対照表の読み方 資産の部 流動資産 固定資産 負債と純資産の部 貸借対照表とは 貸借対照表は企業の資産と負債の量を把握するための財務諸表です。 企業の安全性を分析するときに最も重要な資料となります。 貸借対照表の読み方 貸借対照…

為替の影響とは

為替の影響 貸借対照表 損益計算書 為替の影響 為替の上げ下げは海外事業を営む企業に影響を与えます。 例えば、海外資産を持つ企業は決算時の為替レートで円に換算しますが、円高の場合は安い海外のお金を高い日本のお金に換えないといけないため、資産価値…

財務諸表を読むポイントとは

財務諸表のポイント 四半期の数字を分析 セグメント情報を分析する 財務諸表のポイント 四半期の数字を分析 財務諸表はあながち、本決算のみをみがちですが、それではその企業の細かい業績や資産の動きはしっかり読み取ることができません。 財務諸表を読む…

売上原価と製造原価の違い

売上原価と製造原価の違い 製造原価の財務諸表上の位置づけ 売上原価と製造原価の違い 一見同じもののように思いますが、売上原価と製造原価は違います。 実は、製造したものがすべてそのときの売上原価になるわけではないのです。製造したものの中で、売上…

マクロ経済の動向

マクロ経済とは マクロ経済を企業分析に活かす マクロ経済とは マクロ経済とは、経済社会全体の動きのことを指します。 ざっくりいうと、物価や消費、金融などの動きを国全体の視点で考えることです。 円高や失業率などのニュースを見たことがあるかと思いま…

負ののれんとは

のれんとは 負ののれんとは 負ののれんの損益計算 のれんとは のれんとは、買収される企業の純資産額と買収価格の差額を差します。 企業が持つ資産から負債を引いた額が純資産額です。 つまり純資産とはその企業の価値を表すのですが、実は、ブランドや技術…

コミッティッドコストとは

コミッティッドコストとは コミッティッドコストとは 一度投資をしてしまうとその後に減らすことが難しい費用をコミッティッドコストと呼びます。 鉄鋼業や半導体業など、商品を生み出すための設備投資が多い企業は減価償却費が大きくなります。これがコミッ…

減価償却費の基本

減価償却費とは 財務諸表における減価償却費 減価償却費とは 建物や機械、備品、器具など長く使う資産を、使用する期間に応じて価値を減額していくものを減価償却費と言います。 例えば、1万円のフライパンを買うとき、これは10年間使う予定だから実際は年間…

損益計算書の基本的な読み方

損益計算書の基本的な読み方 売上高 売上原価 売上総利益 営業利益 経常利益 当期純利益 損益計算書の基本的な読み方 財務分析のひとつ、『損益計算書』の基本的な読み方をまとめます。 損益計算書は企業の売上高や利益をまとめている財務諸表です。 基本的…

長期投資で億万投資家を目指すために必要な知識

私の投資スタイル 長期投資に必要な知識 私の投資スタイル 私はピーターリンチに憧れて株式投資をしています。 そのため、私の投資スタイルはピーターリンチと同じ『成長割安株投資』です。 不人気で割安に放置されている成長株を探し出し長期的に保有、10倍…