日銀によるETF買いとは
ETFとは
上場投資信託、略して上場投信と呼ばれるものです。
簡単に表現すると、株式と同じように証券会社で売買できる投資信託です。
ETFは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など、対象の指数を決めてそれに連動するように運用される投資信託です。
例えば日経平均株価の指数を対象とするETFは、日経平均株価の225銘柄をバランスを考えて保有しています。
日銀によるETF買い
新聞やニュースで『日銀によるETF買いが行われた』というのを見たり聞いたりしたことがある方もおられると思います。
日銀がETFを買うとどのようなことが起こるのか、簡単に説明しましょう。
日銀が証券会社からETFを大量に買う
→証券会社は対象の指数に含まれる企業の株を買い、ETFを準備
→日銀と証券会社のETF売買が実現
この流れにより、指数に含まれる企業の株は値上がりします。
また、日銀のお金が市場に流れ込むので金融緩和の効果もあります。
日銀は年間で6兆円といった量のETF買いを行っており、このような金融緩和のおかげで、指数に含まれる企業の株は下支えが強いと言われるのです。