人の行く裏に道あり花の山

サラリーマン投資家トシのサクセスストーリー

減価償却費の基本

減価償却費とは

建物や機械、備品、器具など長く使う資産を、使用する期間に応じて価値を減額していくものを減価償却費と言います。

例えば、1万円のフライパンを買うとき、これは10年間使う予定だから実際は年間1000円しかかかっていない!と考えたりしませんか?

これが減価償却費の考え方です。つまり買った時に全てを費用化せず、使用する期間に応じて費用化する考え方なのです。

 

先ほどのフライパンの場合は、毎年1000円ずつ、10年間にわたってフライパンの価値を減らしていくのです。

 

財務諸表における減価償却

減価償却費は財務諸表では費用として扱われます。

ただし、関わるものによってどの費用に分類されるかは変わるため注意が必要です。

商品の製造に関わるものは売上原価に含まれます。製造業なら工場や機械の減価償却費ですね。

そのほか、ビルや店舗の建物など、販売活動や会社全体の管理活動に関わるものは販売費及び一般管理費に含まれます。