人の行く裏に道あり花の山

サラリーマン投資家トシのサクセスストーリー

財務諸表を読むポイントとは

財務諸表のポイント

四半期の数字を分析

財務諸表はあながち、本決算のみをみがちですが、それではその企業の細かい業績や資産の動きはしっかり読み取ることができません。

財務諸表を読む場合は必ず、四半期の数字をチェックしましょう。

 

上場企業であれば四半期決算を必ず公開しないといけないため、確認したい企業のIRのページを見ればすぐ出てくるでしょう。

 

四半期ごとに分析することでその企業の四半期別の特徴が見えてきたり、その四半期にどんなことが起きてその業績につながったのか、わかるようになります。

そこまで理解することで、次の四半期をある程度予測していくことが可能になるのです。

 

セグメント情報を分析する

セグメントとは事業単位のことです。企業はいくつかの事業を営むことが多数です。

企業全体の業績を見ることは重要ですが、セグメント単位の業績を調べることでさらに詳しく分析することができます。

その企業がどの事業に力を入れて、どれくらいの割合で企業の業績に貢献しているのかを知っておくことで、細かいレベルで先行きの予想が立てられるようになります。

また、企業がどのような業種を組み合わせているか、事業ポートフォリオを知ることもできます。複数の事業を営んでおけば、不況時でも収益を出す業種が業績を下支えする形となり、企業の安定感が増します。そのような不況時に稼ぐ力の度合いというのも測ることができます。

さらに、広範囲な地域にサービスを展開している場合は、地域別のセグメント情報も分析するようにしましょう。

どの分野な地域を伸ばそうとしているかがわかり、その企業の将来性までぶんせきできます。